暑中お見舞い申し上げます。

いつも大変お世話様になり心から感謝いたします。有難うございます。

1年は3カ月毎に季節が変わり、今年も猛暑の夏を迎えお互いに『暑いですねー!』が挨拶言葉になります。私達が住むこの地球が23.5度傾いていることによって 日本にいる私達は四季を感じ、季節の移り変わりを楽しむ事が出来るのは本当に 有り難いと思います。ここが砂漠地帯だったら、極寒の地だったらと考えると如何に私達が恵まれた国で生活する事が出来ているのか心から感謝せずにはおれません。

さて、これから台風の季節を迎えますが、台風が過ぎるとお客様から被害復旧の相談をよく受けます。その時私共は『火災保険には入ってありますか?その補償内容はどのようになっていますか?』と尋ねます。
理由は、火災保険で台風被害の補償をしてくれるからです。
但し、ご加入の保険の種類によって補償内容が随分異なります。保険は万が一の時の為に掛けるものですから、ただ単に掛け金が低額だからと言うだけで入っていた場合、台風の被害にあっても見舞金程度しか出ない為、修理が十分に出来ない場合もありますので、ご注意ください。
補償内容によっては、他の保険にかけ直すことも必要かも知れません。
今の内に火災保険内容を再確認されることを是非お勧め致します。

話は変わりますが、今日本は食料自給率が40%以下だと言われていますが、私達はお金さえ出せば何でも好きな物を手に入れ食べる事が出来る為、もし食べ物が無くなったらと言う危機感はありません。これは非常に危険なことです。
日本は、外圧によって農業も漁業も酪農も若者が希望を見出す事が出来ない状態にされてしまい、今では日本の農業従事者の平均年齢は、68歳だそうです。ひと昔前で言えば『お爺ちゃん』と言われる年齢の方が頑張っておられるのです。
私たちの命の根源は、農業であり、漁業です。どんな職業の人も農家のお世話になっていない人はいない筈なのに、その事に気付いている人は少ないように思います。
食料自給率を上げる為には、若者が農業で生計を立て生活を楽しむ事が出来るようにすることが喫緊の課題だと思います。
最近私は、「種まきから食卓まで」を教育モットーとして、農業に従事したいという若者に基本的考え方や技術をしっかり教育している公益財団法人鯉淵学園農業栄養専門学校の存在を知り、新理事長の話を直接伺う機会がありました。
私も是非応援をしていきたいと考えています。
皆様に是非HPをのぞいて見て頂けると嬉しいです。

鯉淵学園HP

2023年暑中見舞い


令和5年 盛夏
株式会社アルマ 代表取締役 佐伯廣之